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マガジン・ツバサ語り Chapitre 156 不幸の始まり

いつもツバサ語りの書き出しが、遅れてるとかばかりなのに気付き、
非常にいけないと反省しております。

今回も遅れているわけですが、
語りを書くのは、なにげにかなりの体力がいるのですよ。
完結にまとめるとかしないせいもありますけど、
いろいろと考えながら書いているので、
次々と書く事が増えたりしながら、さらにそこからまた考えまた書いて、
を繰り返すので時間もかなり使います。
こんな書き方なので、少しずつ仕上げるとかは、
考えが途切れたりするので避けています。
一気に書き上げるので、まとまった時間がある時になってしまったりするので、
即日というのが最近難しいのです。

と少し言い訳な理由を書かせて頂きました。

そんな訳で遅れたりはしますが、頑張って書いていきますので、
温かい目で見ていただけると助かります。

さて語りへと。

ファイの過去話に突入して、全く現在に戻らず過去話が続いております。
CLAMPさんがファイの過去に相当な重要性を持たせているのが伝わってきますな。
ここまで一人の事を追いかけた展開は初めてじゃないだろうか。
そんなファイの過去を今回も語ります。

Chapitre 156 不幸の始まり
 ↓

扉絵

ちちゃいファイとユゥイ

二人手をつなぎ何かを見つめる。
この表情はやばいw

これで何人のファイ党の人が死んだ事かwww

確かに幸せな表情ではない。
けワタクシの思いこみもありますが、ファイ党の方の多くはこんな憂いを帯びた表情に、
相当弱いんじゃなかなぁ、とww
薄幸なキャラには、特殊な魅力があったりするもんですからね。

本編

罪人の谷であがいていたユゥイの元に、たくさんの人が投げ込まれる。
だが投げ込まれた人々は罪人の服を来ていなかった。
ファイが来ていたこの国の寒さに耐える事のできる服のデザインと同じ。

やはり何か起こっているのだろう。
でなければ罪人でもないのに、この谷へ投げ込まれたり、
この大量な人数である事に説明ができないだろうからね。
ただ何が起きているかはわからない。
元々それを知る術はない。
外に出なければ、ね。

だがユゥイは、そんな状況でも死人を積み上げ壁を登る事を続けた。
まずは外へ出なければならない。

壁を上る為に人を積み上げるユゥイの前に、また人が投げ込まれる。

だが今回は今までとは少し違いがあった。
それはきっと母親だろう女性に抱かれたままの子供がいた事。
老人などもいた事。
母親であろう女性は大事に子供を抱いたまま、既に亡くなっているのだろう。
そして子供も当然生きてはいないだろう。
生きていても、この中で生き抜く事は不可能だ。

ユゥイは思う。
この谷は罪人の捨て場。
こんな子供や老人が、どんな罪を犯したのだろう?

どう考えても罪人ではないだろう。
母親に抱かれたままの子供が罪人な訳がない。
その母親にしてもそうだろう。
そして皆罪人の服ではない。
母親はとても美しい姿のままのようだし。
そしてこのようなたくさんの人が続けて投げ込まれる状況。

当然国に中あったのだと考える。
何も情報はないけど、状況からそれ以外考えられないからね。
だがそれ以外に答えはないとしても、何があったのかはわからない。

ファイは塔の中だから外に出る事は不可能だ。
だがユゥイは違う。
谷の壁は高いが、閉鎖されてはいない。
上る事ができれば、出る事は可能だ。
もちろん容易な事ではない。
むしろそれも可能性であって、実際それを達成する事は無理なようになっているとも言える。
だがユゥイは出られるんだとあきらめない。

確かにあきらめたら終わりだからね。
もしユゥイだけでもまず外に出る事ができたなら、
魔力が使えるから、塔にいるファイを助ける事もできるだろう。
そう考えているんだと思う。

ファイと別の国へ行く。

ユゥイはずっとそういった希望を抱いて壁を登ろうとしていた。
だがこの異常な事態に国の事も気になっている。

ファイと2人で別の国へ行く事が一番だろうけど、
その前に国に何が起きているか確かめたいと思っていた。

これはユゥイの考えでファイの考えは実はわからない。
だからファイが同じ事を考えているとは限らないのだけど、
ファイはユゥイがなぜ壁を登ろうとしているかはわかっていただろう。

というか、こんな状況じゃ外に出たい以外の事は考えないだろうからな。

だがユゥィは外に出るだけではなく、ファイと二人で国に何かできる事があるなら、
とまで考えていた。

なんていい子なんだろう、と。
はっきり言って、こんなところに閉じ込めたのは国である。
直接判断したのは皇かもしれないが、国の偉い者達が誰も反対していない。
そんな国に対して、まだ何かできる事があるならなんて考えるとか、
出来すぎた子だ。
国の事なんか何が起きてようと、どうなろうと放っておいていいと思うのだが。
でもそんなユゥイだから、相当なファンを掴んだに違いない(ぉw

そんな時積み上げた人の中に巻物を手にした者を見つける。
その巻物を読むユゥイ。

巻物には国の事が書かれていた。
皇が乱心した事。
皇が罪なき民を殺めていた。
止める者もいなくなった事。
だから隣国に兵を、助けを求める為の巻物であったようだ。
そして皇が乱心した理由だが、それもまた双子の不幸によるものだという。
その内容にうずくまるユゥイ。
それはショックだろう。
双子の不幸を理由に、このような谷に閉じ込められて、
生きながらの地獄を味わっているというのに、
それでもまだ国の不幸を自分達のせいだと言われている。

巻物の内容について少し。

皇を止める物がもういないという。
それは皇が殺したからなのか?
それとも皇の権力によるものか?
乱心したとはいえ、国の主。
そしておそらくは国の中で最強の魔力の持ち主。
もし皇であっても乱心による無差別虐殺をしたら、
罪人としての最後を迎えるだろう。
だが止めるものが既にいないという事は、
止めようとはしていたのだろうが、その魔力の前にどうしようもなかったのかもしれない。

次に双子のせいだという。
だがこれは違うかもしれないと思っている。
何故なら双子が不幸を背負えば国は栄えると言ったのだ。
そして双子は国ではなく谷にいる。
矛盾しているように思うのだ。
そしてこれはあくまでいつもの妄想だが、
皇の乱心には飛王がからんでいるのではないかと思っている。
全ては策略によるものじゃないかと。

ユゥイは巻物を投げ捨て、再び壁を登ろうとする。
怒りだろうか?
ユゥイには巻物の内容は納得いかないのだろう。
もしくは信じたくなかったのかもしれない。

何かを振り切ろうとするかのようなユゥイを塔から見ていたファイが、
力なくその名を繰り返しつぶやく。
ファイは塔にいて、何もできない。
ただ見守る事しかできない。
それはそれで辛いだろう。
助けたくてもできない。
自分の力で脱出もできない。
無力を実感する事は絶望に繋がるからね。

何度繰り返したかわからないだろう。
ユゥイは登っては落ち、それを延々と続けるうちに限界に近付いていた。
だがまだあきらめず登ろうとしていた時、
自分の上から何かが垂れてきた。
見上げると、一人の人が振ってくる。
それは近くの地面に落下する。
その姿を見れば、なんと自分達をこの谷へと投げ込んだ皇自身だった。

その皇はまだ生きていた。
その体を引きずり、ユゥイの元へと寄って来る。
ユゥイの足を捕まえる皇。
怯えるユゥイ。
その様子にユゥイの名を叫ぶファイ。

塔のファイがここまではっきりとユゥイの名を叫んだのは始めてじゃないかね?
だがファイには叫ぶ事しかできない。

皇はユゥイに言う。
全てはファイとユゥイの双子が招いた不幸だと。
生まれた事が始まりだと。
この国に生きている者はもう皇と双子だけになった事。

この時点で皇は目の前にいるのがユゥイだとはわかっていないかもしれない。
だがファイであろうとユゥイであろうとどちらでも同じなんだろう。
皇は乱心したとの事だが、それなら双子のせいだとかわかるものなんdなろうか?
もうそんな事すらわからなくなっていても不思議じゃないと思うのだが。
そしてもう生きている者が他にいないというのは皇が殺してしまったからだろう。
だがそうなるとなぜ谷に落ちてきたのだろうか?
自ら落ちてきたのか?
それとも誰かに投げ込まれたのか?
自分で落ちてきたにしては、不自然な形で落下していると思うのだ。
誰かに無理やり落されたように思えてならない。
そして皇であろうとこの谷では魔力が使えない。
出る事はできないだろう。

皇は剣を手にしていた。
ユゥイに迫る。

これで終わる、と。

ユゥイを殺そうとしているように見えたが、
その皇のとった行動は自らの首に剣を刺す事。
ユゥイの目の前で命を絶った皇。
しかも最後に双子達だけが生き残り、双子には生きてその罪を購えと、
残酷な言葉を残して。

ユゥイはその惨劇に、悲鳴?いや叫びを上げる。

そりゃそうだろう、全てを自分達のせいだと最後の最後まで言われ、
そして国の皇が自分の目の前で命を絶ち、
生き残るものがいなくなった事を見せつけられる。
これはトラウマになるだろう。
普通なら心が潰れる。

確かに最後の皇の行動は乱心しているとしか思えない。
だが、なぜそこまで双子に罪を着せるのだろう?
もう誰も不幸になる人間がいないのであれば、
最後の最後はもう許してやってもいいのではないだろうか?
それとも、国を滅ぼしたとそこまで憎かったのだろうか。

皇は自ら全てを終わらせる為に、この谷へと飛び込んだというのか?

だが民を殺したのは皇だ。
皇が民を殺す理由は双子のせいで乱心したというのであれば、
皇が最後に双子のせいだと言うところから、
自分が双子のせいで乱心したと自覚している事になるように思えるのだが。
だが自覚しているのは乱心したというのだろうか?

やはり他にこう仕向けた人物がいるように思えるのだ。

ただ自分の死を見せつけるためにこの谷に来たというのもおかしい気がするし、
何か理由があるはず。

まぁユゥイの心をぎりぎりまで衰弱させる事が目的かなと思うのだが。
それが飛王の双子に選択を迫る時への準備じゃないだろうか?

今回はファイの過去というよりユゥイの過去になる。
だがこないだの話から思っていたのだけど、
なんかユゥイとファイは双子なだけによくあるパターンかもしれない。
塔にいるのがファイ。
谷にいるのがユゥイである。
そして外に出たのはファイ。
だが落ちてきたのは?
いや落ちてきた場所は?
まず落ちるという事から考えても。

ファイの過去にはとんでもない真実があるのかもしれない。
  1. 2007/06/25(月) 21:34:40|
  2. ツバサ
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